「8月には、新しいLINEスタンプを出す」と宣言していたものの、結局9月になりましたね。えへへ。
そんなわけで。現在運営中の小説サイト「アルバトロスと黄金の泉」にて連載中のシリーズ、「空中要塞アルストグラン」シリーズから、台詞を抜粋したLINEスタンプ第2弾でございます。
今回発売されたLINEスタンプのラインナップは以下の通りです。
実際には、作中には登場していない台詞も多々あります(台詞全部はLINEスタンプの枠内に収まらないため、ニュアンスを汲んだかたちにしておりまする)。が、まあ、観ての通りです。
使いどころあるのかしら……?(困惑
でも、こんなヘンテコリンなLINEスタンプでも購入してもらってるし、使ってもらっているのが不思議。有難い限りですね。
そんなこんなで、以下は余談です。
LINEスタンプ内の台詞を、実際に作中に出てきたのと当てはめてみると、こんな感じになりますぜー。ってのを、一部ご紹介します。
①アーサー「お前の頭は十二歳児と同程度か?」
「あぁ、そういえばお前は二十七歳になったんだったな? まあ見た目はさておき、年齢の割には中身がまるで十二歳児。――不死者は、精神年齢の成長も止まるのか?」
――「ジェットブラック・ジグ」 ep. * * *
「早いうちに、現実は受け入れておいたほうがいい。お前は半永久的に、子供のままだ。成長することはない。だがせめて、頭の中身と精神年齢ぐらいは成長させておいてくれ」
上記二つの、アストレアに向けられたアーサーの台詞をMixした結果の、アレです。にしても、元の台詞がひどすぎますよね(苦笑)。
そして↑の二つに続く台詞が、↓のやつになるわけです。
「――十二歳は何かと面倒臭い年頃だ。ろくに自分のケツも拭けない分際でありながらも、自分は大人だと主張し始める年頃だからなぁ?」
――「ジェットブラック・ジグ」 ep. * * *
そうして、散々に言われているアストレアは一言。
「……本当にクズだよ、アンタって」
――「ジェットブラック・ジグ」 ep. Adversity makes a man dark-side.
②ノエミ・セディージョ「私こそが太陽よ!」
これはシリーズ第3作「ディープ・スロート//スローター」で、度々出てきたノエミ・セディージョの謎の言葉です。
「なんですって? 私は可哀想なんかじゃないわ。いつでもどこでも前向き、ポジティヴシンキングですもの! ノエミ・セディージョは太陽よ!」
――「 ディープ・スロート//スローター 」 ep. Actions speak louder than words.
『だから前にも言ったでしょう? ノエミ・セディージョは太陽よ。いや、太陽よりも明るいんですから!』
――「 ディープ・スロート//スローター 」 ep. Misfortunes never come alone
……と、まあ。そういう人物です、彼女は(偉いお人なのですが……)。
③Dr.カルロ・サントスのレッドカード
シリーズ第2作「ヒューマンエラー」において、カルロ・サントスが「サッカーの審判っぽい感じで、ピーピーッとホイッスルを吹き鳴らしながら、レッドカードを掲げている」なるシーンが登場してます。探してみてね☆
④AI:L「猫の体が欲しいです!」
「このボディを創り、この中にボクを閉じ込めた彼らは、ボクをただの道具としてこき使うためだけに、このボディをボクに与えたんです。そんなボディを美しいと褒められたところで、ボクはちっとも嬉しくはないんですよね。それにボクは人間の体よりも、慣れたネコの身体が欲しかった……」
――「アンセム・フォー・ラムズ」 ep. What will be, will be
なんのこっちゃねん!!という台詞なので、理解はしなくてもOKです。なお、続く言葉は以下の通り。
突拍子もないアンドロイドの話を信じるか、否か。その判断は、人それぞれだろう。
――「アンセム・フォー・ラムズ」 ep. What will be, will be
⑤ラドウィグ「あなた方に理解はできないと思いますけど」
「あー……――科学的に説明しろっていうなら、その回答は『まだ未解明』になりますねー」
――「アンセム・フォー・ラムズ」 ep. Into the twilight
「オレが立てた仮説を話してもいいんですけど……あまりに、話が長くなるんで。それに前提知識の共有にもすごく時間が掛かるし、たぶん姐御たちには理解できないと思いますよ? それにオレは他の覚醒者とは厳密には異なるんで、オレの話はあまり参考にならないだろうし、それに……」
痩せの大食いボーイ・ラドウィグが、しれっと先輩二人を馬鹿にするシーンより抜粋したのが、あのLINEスタンプです。
⑥ニール・アーチャー「山羊!?」
「ハハハ。それじゃ、時代ごとに二匹のヤギが必ず居たってことか? ……それが俺だったのか?!」
――「アンセム・フォー・ラムズ」 ep. * * *
「山羊」は意外と核心をつく言葉だったりします。
⑦アレクサンダー・コルト「背に腹は代えられぬ」
「現金は可能な限り手にしないで、それでいて腹を満たすには、情報を提供する代わりに見返りとして、飯をせびるしかねぇのさ。背に腹は変えられないし、プライドじゃ腹は満たないからね。飯にありつく為なら、アタシは何だってするさ。あと、この方法ならボスも目を瞑って見逃してくれるんだよ」
――短編「 ライオン・ザ・スターヴィング 」
LINEスタンプは、理不尽でひもじいエピソードより引用したもの。
最後に!
買ってね!!!
以上!!!!!!!!!